夏休み緊急特番!稲川淳二風のちょっと◯い話

CAPTAIN JUN

2019年08月03日 15:00

あれは私がまだ小さい頃の話なんですがねー…と、稲川淳二の怖い話風に語り始めてみるwww



うちの父親は、仕事柄、いわゆる転勤族で、3、4年でもって、転勤してたんですね。まだ私たち兄妹も小さかったんで、友達と離れるのは少し寂しい気もしましたが、いろんな場所に行けるからいいね!なんてのんきなことを言いながら何度か転校しましてね。

ある時、本州最北端・大間町に引っ越すことになって。そこからなんですね、私が釣りを始めることになるのは。

父親が休みの前の日に、明日は天気もいいし、どっか釣りにでも行こうじゃないかって話になりまして、で、行ったんだ。

父親がウキ釣りで黒鯛なんかを狙ってたもんで、私も最初はなんということはなく自然とウキ釣りをしてましたよ。

その日は、天気はいいんだけれど、時折気持ちのいいひんやりした風が吹いたりして、なんだか心地いい。

あー、いい風だなー、気持ちいいなー。
朝早起きして釣りしてるもんだから、うつらー、うつらー、し始めた。

しばらくして、ふとウキの方に目をやると、今までそこに浮かんでたはずのウキがない!ないんだ!

あれ?おかしいなぁ、さっきまであったのになぁ、妙に変だなぁ。

父親『あわせろっ!』

ぅわっ!驚いて竿を持ち上げた!

その時ですよねぇ、魚と初めて向き合ったのは。

今思うと、安物のリールをぎこちない手つきで一生懸命巻いたんでしょうねぇ。

ジリジリジリジリ…

夢中で巻いてくると、どうにか上がってきましたよ、20cmくらいのアジでした。

きれいだなー、目がまん丸で、しっぽのあたりが少し黄色い。

クーラーに入れて、またウキを流す。

スッ!とウキが消しこんで、グッと合わせる!

今度は違う魚、サバだ!

これは面白い!

当時、親父は、南極オキアミという、発泡スチロールの四角い入れ物に入ったエサを使ってましたねぇ。

ウキを流す、ウキが消しこむ、グッと合わせる、また釣れた!

それが何度となく続いて、気がつくと、空っぽだったクーラーボックスがアジやサバでいっぱいになってましたよ、えぇ。

重いクーラーボックスを持って家に帰ると、魚を捌かなきゃいけない母親が大変そうでしたけどwww

今では、自分が親になり、こどもにこういう感動を伝える立場になって、ふと、思い返してみました。

たまーにこのブログを読んで頂いてるみなさんも、釣りにハマったきっかけ、思い出してみませんか。

きっと、心のどこかが温かくなったり、熱くなったり、するはずですよ♪

稲川淳二風の、ちょっと長い話でしたwww


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